住宅金融公庫の金利が3.75%に
このほど住宅金融公庫が融資金利を3.75%にすると発表しました。
現行の金利は3.71%ということで、0.04%の上昇になりますが、この金融公庫が金利を上げる発表をしたことは、他の金融機関に追従したことというよりも、金利の上昇をかなり意識した結果であると判断できます。
実際にこの3.75%の金利が適用されるのは、本日(8月3日)以降の申し込み分からになります。
今回の金利上昇により、例えば返済期間35年、融資額3000万円の場合、月々返済が128,371円となります。
その他、175㎡以下で基準金利適用住宅以外は3.85%(0.04%上昇)、175㎡超の住宅の場合は4.00%(0.04%)となります。
この金利・地価の上昇を踏まえて、また予測した形でフラット35を利用される方が非常に増えておりますが、一時期低迷していた住宅金融公庫も今後は、フラット35同様に増えてくる可能性が十分にあります。
しかし、これまでに何度も記載させて頂きましたように、この金利の上昇も35年間上がり続ける事は、考えにくいです。
これまでに日本も岩戸景気、神武景気、いざなぎ景気・・・といろんな時代があり、その背景には生産の三要素が必ず連鎖しておりますが、この三大景気もバブルも何十年と続いたことはありません。
(※岩戸景気は約3年半、神武景気は約3年、いざなぎ景気は約5年、バブルは約10年・・・参考までに)
したがって、私も住宅ローンを組んでおりますが、短期の商品を引き続き組んでいこうと思っております。さらに今後店頭金利が4%・5%と上昇した場合は、長期固定も検討するかもしれませんが、今のところその予定はありません。
今、住宅購入をお考えの方、くれぐれも周りに流されないで下さい。
何度も言いますが、金利が35年間上がり続けることはありません。
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投稿者: welworks 日時: 2006年08月03日 16:46 | パーマリンク