本日も、朝から天気がよいですね。
これで本格的な夏らしい感じになってまいりました。
朝から額にはじわっと汗がにじんできますが、夏が好きな私にとっては、汗をかきながら仕事が出来る事に感謝をしつつ、頑張ってまいりたいと思います。
さて、本日は夏の不動産取引に関するお客様の声に対して、その取引のメリット・デメリットについてお答えしたいと思います。
まずは年間の不動産取引を通して、この夏の時期の取引を検証していきます。
みなさんも既にご存知かとは思いますが、年間を通して一番動きのある時期が10月ぐらいから4月ぐらいまでと言われておりますが、確かに4月は入学や転勤の時期でもあり、4月からの新しい生活に向けて、家を購入したり、買換えをしたりと、やはりそのほとんどの方が、この3月4月に照準をあわせた計画をたてます。
この4月に照準をあわせた場合の一般的は行動パターンとしまして、ほとんどの方は、9月10月ぐらいから探し始めるという感じだと思います。
※実際のデータとしても、10月からの探し出しの方がおおかたです。
住宅の売り出し販売会に行ってみたり、または住宅展示場に足を運んでみたりと、この時期に『行動』に移します。
しかし、10月から探し始めて、すぐに気に入った物件が見つかればラッキーですが、通常2ヶ月~半年、または1年以上探すという方もいらっしゃいます。
この10月ぐらいから探しても、建売住宅(完成物件)を探されている方にとっては、4月にも充分間に合いますし、引越し後入学するまでの間に、新しい環境での生活にも慣れますので、ちょうど良い時期かもしれません。
※建売住宅(完成物件)の場合に、4月の入学に間に合うだけでよければ、
ぎりぎり2月下旬か3月上旬までに契約をすませれば、充分でしょう。
かなり、慌しくなりますが・・・・・・
しかし、更地(これから造成したり、または建築する前の物件)の状況で見つかった場合はどうでしょう?
なかなか希望の物件がみつからず、探し始めて2.3ヶ月後に気に入った物件が見つかった場合、もしかすると、4月には間に合わないかもしれません。
そこで、更地の状況で購入される方にとっては、建築から完成までの日数(※平均120前後)を踏まえて、この9月10月に購入(契約)されることが賢明でしょう。
※通常の建築期間120前後と言われておりますが、早い場合で90日前後
遅い場合は半年以上のケースもあります。
ということは、実際の探し始めはこの時期(夏)ということになります。
大げさに言えば、この夏前から探し始める必要があるということです。
以前と比べて、今や建売住宅もデザインを重視したデザイン住宅、健康に気を使った健康住宅とお客様のニーズにこたえる為に、日々工夫をしております。
特に最近はデザイン住宅が非常に増えてきましたが、デザインだけではなくて、性能評価や性能保証などの保証内容の充実もお客様にとっては非常に重要なポイントです。
今や自社保証・第三者機構の保証は当たり前になってきましたが、この保証をつけることによって検査員が検査基準をもとに定期的に検査をし、適正であるかどうかを判断していきますので、この日程も含めますと建築期間はやはり120日前後は必要になってきます。
※安くて良い物件でも、建築期間が極端に短い物件には気をつけましょう!
さらに、なぜこの暑い夏の時期に探し始めるとよいことがあるのか・・・・・・
なぜ、こんな暑い中にわざわざ家族で、家探しを・・・・と思っていませんか?
なぜ、こんな暑い中にわざわざ家族で、家探しを・・・・とお思いの方も多いと思いますが、なぜでしょう?
実は土地の仕入状況に大きな要素があります。
建売会社はこの3月4月の引越しシーズンに照準をあて、綿密な土地の仕入を行っているからなのです。
さらに、既に販売するその半年以上も前から、販売金額、区画の調整等の販売方法をいろんな不動産仲介業者と打ち合わせを行って、市場の調査を行って、仕入を行います。
ということは、既に仲介会社はその情報を半年も前から知っているということなのです。
※まだ、この時点ではお客様には紹介できませんが。
そこで、この暑い時期にいろんな物件を見て回ったり、売り出し現地に足を運んだりすることによって、自分達が希望している要件を不動産会社の人に伝えるとこによって、実際に販売される時期になれば、その情報を真っ先にもらえるチャンスがあるということなのです。
チャンスは多ければ多いほど、成功をつかむチャンスも多い!! と思いませんか?
人より良い情報を、人より早くもらって、人より長く検討できるってメリットだと思いませんか?
確かに、一度連絡先を教えるとシツコイ電話があるかもしれません。
確かに、一度住所を教えるとシツコク訪問させるかもしれません。
が、しかしそんなものたった数ヶ月です。
家に住むのは一生です。(買換えた場合は一生ではありませんが)
”いやぁー、あまり良い物件がなくて・・・”とか
”ちょっとリビングが狭くて・・・”とか
”少し高くて・・・”とか
言っておけばよいのです。
あまり冷たくあしらうと、相手も人間ですので、良い情報を教えてくれないかもしれません。
物件を郵送してもらったり、FAXしてもらったり、メールでもらったりした時は、一応”ありがとう”と言っておくと、また物件を持ってきてくれます。(それが仲介会社の仕事だからです。)
決して、すぐに家を買ったほうが良いということを言っている訳ではありません。
ポイントは、人より良い物件を買って、人より楽しいハウスライフを送る為に、ほんのちょっとした工夫と対策を行って頂ければよいのです。
さらに、万が一その情報が気にいらなかった場合でも、参考資料として持っておくだけでも、相場状況が把握できるはずです。
決してマイナスにはなりません。
という訳で、来年4月を目処に家の購入を検討している方、まずは額に汗して、物件を見に行きましょう!!!
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投稿者: welworks 日時: 2006年08月07日 10:28 | パーマリンク