脱!「終の棲家」という発想!
戸建てあるいはマンションで、気に入った物件を見つけ、
その土地の資産価値や市区町村の将来性・財政面を検討し、
さあ、いよいよ購入する時がきます。
そのとき、いったい何を心がけるべきなのでしょうか?
まずは、最も大切な事として「終の棲家」という考えを
捨ててしまう事、だと考えています。
家を購入する時に、80%以上の方が「終の棲家」のイメージを持って
また、無意識のうちに「終の棲家」探しをしている人は
かなり多いといわれてます。
もともと日本人は城(家)を構えて、そこに一生住み続けることに
美徳を感じ、そしてそこに執着をしてきた訳ですが
本当にそれが美徳なのでしょうか?
本当にそこが「終の棲家」になるのでしょうか?
実は持家の方の買換え平均回数は2.3回という統計が出ています。
つまり、家を買った方は必ず一回は買換た計算になります。
子供の教育環境を変える為に、
空気の良い郊外へ、
狭くなったので、もっと広いところへ、
マンションから戸建てへ、
余裕が出てきたので、もっと資産価値が高いところへ。
最近では、近隣トラブルなんていうこともあるかもしれません。
また、現在の東京の都市生活者の大多数は
東京に土着性のない地方出身者です。
その為、若いうちは東京で生活し、
ある程度の年齢になると、実家にもどる方。
また両親や実家の事情で、住みたくても住めない事だって
決してめずらしくありません。
そして、今の住まいを手放し、
ほかの町に移り住まなければならなくなったとき、
その資産価値が下がっていたらどうでしょう?
売りたくても売れず、多額な住宅ローンだけが残り、
身動きがとれなくなるケースなってあります。
そうなると悲劇です。
だからこそ、資産価値がしっかりした物件、
町を選ぶ事が大切なのです。
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投稿者: welworks 日時: 2006年08月09日 10:10 | パーマリンク