熟年離婚後の住まいの現状
来年の春(平成19年4月1日)より、新年金法が施工されます。
施工されますと、厚生年金給付金の最大1/2が妻(奥様)に支給される訳ですので、離婚後の妻は離婚しても生活ができる状態になります。
もちろん、パートやアルバイトをやっていれば、多少のゆとりも出てくるでしょうし、金銭面的にも、精神面的にも充実してくるでしょう。
現在、熟年離婚者数はほぼ横ばい状態を推移しているようですが、年金法改正により水面下では熟年離婚予備軍が相当数存在するといわれております。
もちろん離婚の理由も様々ですが、離婚後の生活スタイルも様々です。
データ的には、離婚後妻が家を出る割合は7割強といわれております。
ということは、妻側からの離婚の申し出の方が圧倒的に多い事は予測できると思いますが、逆に夫はといいますと、実はそのまま住み続けるケースは少なく、売却して移り住むケースが多いようです。
なぜ売却するケースが多いかっていいますと、気分的な部分も大きいといわれますが、最も大きな理由としては、資産分割です。
売ってその資産を奥様と分割するのです。
たしかに、男性1人で大きな家に住む続けるのも、何だか惨めな感じもしますし、世間体もありますので、違う所に移り住みたい気持ちは、男としてわかる気がします。
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投稿者: welworks 日時: 2006年08月30日 21:57 | パーマリンク