売却が得?賃貸が得?(転勤)
転勤される方にとって、仕事の環境が変わる事もナーバスな部分になりますが、一番の問題は単身赴任・家族の引越しの問題があります。
転勤される方にとっては、家族構成や子供の年齢によっても、単身赴任が良いか、家族全員で引越ししたほうが良いのか、家族全体の問題にもかかわってくる非常に大きな問題です。
先日、家を購入して2年目の方からのご相談がありました。
不動産を売却した方が得か、賃貸に貸した方が得か・・・
という内容でした。
2人目の子供の懐妊を機に家を探し、ちょっと無理して、大きめの家を買われたそうですが、その2年後に単身赴任の話がきたそうです。
もともと転勤の多い会社に勤めているので、いつかはそういった話がくることは、考えていたそうですが、こんなに早くくるとは思ってもいなくて、困惑したそうです。
近場であれば家から通うことも出来ますが、東京から四国となると通う訳にはいきません。
しかも転勤期間は最低3年と告げられ、5年かもしれない、10年かもしれない・・・・
とのことでした。
3年間であれば、単身赴任も考えられるとの事でしたが、最低3年となると、家を売却しなければならない可能性もあります。
こんな、期間が定まっていないケースの場合、一旦賃貸に出す事が良い場合もあります。3年後もし赴任が延長で長くなる場合、その時に売却するか、そのまま貸しておくか、考える方法もあります。
その方の気持ちの問題もありますが、まだ小さい子供さんの事もありますので、悩むところだと思います。
昨今土地価格が上昇している、また横ばいの状況ですので、赴任期間が定まっていない転勤の場合は賃貸がよいかもしれません。
逆に土地の価格が下がりかけているときであれば、売却することをお勧めしますが、土地の価格も波がありますので、なかなか短期では把握できない部分もあります。
やはり一番大切な事は、家族とのつながりだと思います。
ちなみに私の友人は家購入後半年で、家を売却し家族と一緒に仲良く、大阪に行ってしまいました。『一番大事なのは家なんかじゃない、家族なんだ』と言い残して・・・
かっこいい男でした。
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投稿者: welworks 日時: 2006年10月01日 09:53 | パーマリンク