離婚したら住宅ローンはどうなるの?
離婚しても、住宅ローンはなくなりません。
一旦組んでしまった住宅ローンは、払い続けるしかないのです。
その支払いが滞ってしまいますと、その家と土地を銀行に取られてしまう結果にもなり、離婚後の住宅ローンの支払いは非常に厳しい現状が待っています。
しかし、離婚しても住宅ローンを組んでいる本人、又は有職者がそのままその家に住み続ける場合は、今までどおり払い続ければ問題ないのですが、例えば住宅ローンを組んでいる本人が、家を出て行った場合は、その後の支払いに支障が出てきます。
家を出て行っても、慰謝料や生活費、また住宅ローンを引き続き払ってくれる方の場合は負担はないでしょうが、離婚の際に約束した、金額を毎月定期的に支払ってくれないケースも多々あります。
既に離婚をしてしまっている場合は、こういったケースがありますが、今は離婚しないで、別居される方も非常に多く、最近はそのご相談者が非常に多いのが現状です。
その場合、まだ離婚が成立していない為、引き続き住宅ローン組んでいる本人が支払わなければなりません。
しかし、妻子をおいて、夫が家を出て行ってしまって家を省みない、また家庭に無関心で生活費をいれないといった相談も多く、残された方はその生活と今後の生活維持に日々悩まされる事となります。
いろんな事情があるにせよ、住宅ローンは支払い続けなければなりません。
そんなはずじゃなかった。
と思ってみても、そうなってしまえば、現状を受け止めるしかありません。
早期に当事者と話し合いの機会を持ち、それでも解決が不可能のようあれば、弁護士に相談された方が賢明でしょう。(弁護士に相談をされると費用はかかります。)
持分も移転したり、支払いの強制をかけたりと、何らかの対応策はありますので、1人で考えるよりも、まずお気軽にご相談下さい。
ご相談は無料です。
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投稿者: welworks 日時: 2006年10月03日 09:47 | パーマリンク