急いで売らないで下さい。
先週買い替えの方からの相談を受けました。
「先に売らなくても、いいんですか?」と。
「決して先に売る必要は無いですよ」と伝えました。
相談者は女性の方でしたが、どうも両親が買い替えの際に、近くの不動産会社の人に「通常先に売るんですよ」と言われたらしいんです。
その結果、すぐに売れたらしいのですが、次に住む家が決まらないというんです。
ええっ??
「家を売る前に、新しい家を一通り探さなかったんですか?もしくは相場ぐらい教えてもらえなかったですか?」と尋ねると、
「物件は幾らでもありますよ」と
言われたそうなんです。
「あと1ヶ月ちょっとしか時間がないんですが、大丈夫でしょうか?」
「大丈夫は大丈夫ですが、支払いは現金ですか?どういう家をお探しですか?」
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結局こういうことなんです。
足の悪いお母さんとお父さんは娘さんの住む街に引越してきたかった為、実家である家を売って、その売ったお金で新しい家を買いたかったそうなんです。
その際近くの不動産会社に相談したら、「お客さんいますよ!すぐに売れますよ!」といわれ、そのまま売ってしまったそうなんです。
結論
確かに、もとの家を売って、新しい家を買う場合、住宅ローンの組めない年齢の方は、現金があれば先に新しい家を買ってから、ゆっくりもとの家を売却する事は物理的に可能ですが、その現金が無かった場合、今回のように先に家を売ることが先決でしょう。
しかし、先に売らなければならない事情があった場合でも、査定だけしておいて、今度購入したいところの物件相場を調べたり、実際に下見をする事は最低必要です。
どのくらいの物件があるのかを知った上で、家を売ることが賢明ではないでしょうか?
しかも今回のように、期限ぎりぎりではなくて、売った家の引渡し時期をせめて3ヶ月以上確保しておく必要があります。
期限がせまって、欲しくも無い物件を買ってしまったり、希望条件には程遠い物件を買わざるを得ない状況に追い込まれてしまいます。
買い替えはタイミングが勝負です。まずは、家を売る前に、全体の流れをを把握しることから始めましょう。
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投稿者: welworks 日時: 2006年10月19日 20:41 | パーマリンク