平成17年度の離婚件数
厚生労働省の人口動態統計によりますと、
平成17年度の離婚件数は26万1929組。
前年の27万804組より8875組減少しました。
同居期間別では
20年以上の夫婦の離婚は、4万395組。全体の15.42%。
35年以上の夫婦の離婚は、4794組。全体の1.83%。
離婚件数の同居期間別に見ますと、
平成14年の最高件数より、ほぼどの期間も微減少しております。
しかし、同居期間35年以上の夫婦の離婚件数だけが、
唯一増えております。
この同居期間35年以上といいますと、
女性が51歳以上、男性53歳以上ということになりますが、
いわゆる、熟年離婚の現象だと思われます。
現在、テレビ、週刊誌、新聞等でも、
この熟年離婚をテーマに、さまざまな側面から、
いろんなデータを発表されておりますが、
やはり、一番気になる事としましては、
来年(平成19年)4月から施行される『年金法の改正』により、
この熟年層の方に、どんな影響がでるか?であります。
この、年金法により、年金の受給率が妻に対して、
最大1/2が支給される事になる訳ですが、
ある離婚カウンセラーによりますと、
来年の離婚件数は全体で、40万件を超えるらしいです。
この40万件の数字を見ると、かなり驚く数字ですが、
最近、この熟年離婚に伴って、
住まいを売却検討されている方も非常に増えております。
info@welworks-web.com
その相談内容の大半は、
「熟年離婚を機に、全てを精算したい」
「家も土地も売って、お金を分けたい」
との声です。
一見、クールでさばさばしたように感じますが、
しかし、離婚を決断させるに至るまでの孤独感、疎外感、焦燥感は、
絶えるに忍ぶものだそうです。(※女性の場合)
また、私も以外だったのですが、
そういった内容を踏まえますと離婚とは、
非常にネガティブな印象を受けますが、
全くネガティブさを感じないという事です。
逆に、これから第2、第3の人生に踏み出そうと決意している女性は、
精神的に強く、凛とした雰囲気をも感じます。
私は、その前向きなお気持ちのお手伝い(不動産売却)をしている
会社を経営しておりますが、
そのほとんどの方が非常に前向きな事にも最初は驚きでしたが、
今は、私の方が元気を頂いている感じです。
感謝してます。
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投稿者: welworks 日時: 2006年08月11日 18:08 | パーマリンク