築20年以上マンション、修繕積立金「不足43%」!!
分譲から数十年経過したマンションの多くが、修繕積立金の不足に直面しているというんです。
この度、日本経済新聞が全国の築20年以上のマンション管理組合を対象に調査したところ、なんと43%が「修繕積立金が不足している」と回答。
(修繕積立金とは、建物の劣化を抑える為、建築後10年~15年の周期で外壁塗装やタイル等、給排水管の工事をする際にあてられる積立金)
今回全国初として、築20年以上のマンションを対象に調査したらしいのですが、43%という数字は想定外だったと思います。
しかし、そもそもそれを踏まえての積立金ではなかったのでしょうか?
マンションを購入すると、その本体の支払い以外に
①駐車場費用
②管理費
③修繕積立金
④駐輪場使用料(ない場合もあります)
⑤専用庭使用料(1階で庭付きの場合)
が必要です。
支払い以外に
こ ん な に も
か か る ん で す よ !!!
駐車場が3万円とした場合、年間36万円、35年間で1260万円
都内のマンションの場合、①②③を足しただけでも、最低5万円以上かかります。35年間払い続けると1750万円になります。
さらにこの流れでいきますと、修繕積立金の上乗せか、臨時に積立金増加なんてことも考えられます。
※一部のマンションでは既に、積立金の臨時支払いのマンションも出てきてます。
購入する方にとって、購入する際は、実際に住んだ後の楽しい生活のイメージが強く印象付けられるような営業トークで、物件を勧められる為、月々の支払い総額だけで、判断しがちになります。
あとで、落とし穴に気がついても、もう遅いのです。
また、一生懸命働いて、住宅ローンの支払いが終わったとしても、この①②③④⑤は死ぬまで払い続けなければなりません。
なんだよ!!と、ならない為にも、よくよく考えて購入決断をしましょう。
さらにマンション購入する際のちょっとしたチェックポイントがありますので、
紹介しておきます。
〈マンション購入時の確認ポイント〉
①修繕積立金の利用頻度、箇所、年数、(その場合の費用の概算や例)
②構造計算等の確認
③偽装が発覚した場合の措置
④施工会社の実績や保証内容
その施工会社が以前施工した物件を実際に見て、確認(必須)
※より慎重な方は、実際に住んでいる方に確認するのも良いでしょう。
⑤第3者機構の保証の有無
⑥管理会社(会社概要、資本内容、管理状況)の確認
これは最低確認するようにしましょう。
※あまりしつこくなると、営業担当に嫌われるかもしれませんが、
将来の安心の為に、頑張って聞きましょう。
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将来の安心を確保する為に
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投稿者: welworks 日時: 2006年11月07日 09:11 | パーマリンク