私は結婚の相手選びも住宅選びも同じだと考えています。
(あくまでも考え方です。)
なぜ??
かと言いますと、
人というのは、
『一生一緒にいなければならない!』(結婚)
『一生勤め上げなければならない!』(会社)
『一生面倒を見なければならない!』(両親等)
『一生所有しなければばらない!』(不動産)
いわゆる
『一生手放してはいけない!!』
と、思考し始めると、人というのは苦しくなってしまう生き物だからです。
苦しくなって苦しくなって、身動きがとれなくなってしまいます。
怖くなって怖くなって、前に進めなくなってしまうんです。
そうすると、どういう行動に出るのかといいますと、
『一生一緒にいなければならない』の場合は
もっと自分にはふさわしい人が現れるかもしれない・・・・
もっと綺麗な素敵な人が現れるかもしれない・・・・
などと、考え始め、結婚が出来なくなってしまいます。
『一生勤め上げなければならない』場合も同じように
上司に媚を売って、会社に忠誠を尽くさなければ・・・・・
と、考え、神経をすり減らしたはいいが、リストラに怯える日々を送り
また、のびのびと仕事が出来なくなってしまいます。
『一生面倒を見なければならない』場合も同じです。
『一生所有しなければならない』場合も同じです。
もっと、良い土地が、もっと良いマンションが、もっと良い戸建が
あるかもしれない・・・・・
もう少し待てば、自分の理想の物件に出会えるかもしれない・・・・・
と、考え始めると、もう買えなくなってしまうんです。
私のお客様の中にも、そういった方がたくさんいますし、
友人の中にも、親戚の中にも、知人の中にもたくさんいます。
つまり、何が言いたいかといいますと、
も っ と も っ と を
自 分 の 外 に 求 め て し ま う と、
そ の も の が 逃 げ て し ま う!
も っ と も っ と を
自 分 の 中 に 求 め る と
そ の も の が 近 づ い て く る!
ということなんです。
(※注 私は宗教家でも哲学者でもありません。)
前置きが長くなってしまいましたが、
つまり、
一度購入した家には一生住まなければならない
などと、先の事を考えてしまうと、一生家が買えなくなってしまいます。
先の事など誰もわからないのに・・・
一年後どうなっているか?
10年後子供はどう成長しているか?
20年後どうなっているのか?
明日の事さえ誰もわかならいんですよ!!!
まさに、「終の棲家」などと考えてしまうと、
恐ろしくなって、怖くなって、びびってしまって、
家族の幸せどころか、自分の幸せさえも手に入れることはできないんですよ!!
『もの』とは、自分にとって完璧なものなど存在しません。
そう思って楽な気持ちで、その呪縛をときましょう。
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投稿者: welworks 日時: 2006年11月11日 16:02 | パーマリンク